インベンションのハードルは下がり
イノベーションのハードルが上がった
インベンション(発明、創意)は技術のハードル、イノベーションは顧客や社会のハードルです。以前は、インベンションのハードルが高かった時代でした。ICTの分野で言えば、光ファイバーによる通信高速化やCPUの消費電力削減などの技術ができると、すぐに事業化できる良い時代でした。それに対して現在は、インベンションのハードルが低くなり、逆にイノベーションのハードルが高くなりました。技術だけでは顧客や社会に受け入れられなくなってしまいました。このような状況ではインベンションよりもイノベーションに重点的にリソースを配分する必要があります。
「ストーリー」が未来を開くキーワード
強い想いで未来をデザインする
デジタルテクノロジーは、社会・産業・生活・地方を変えていきます。我々の未来を、強い想いでデザインしていかなければなりません。このためには、他の人々をうならせる/納得させる/驚かせるストーリーが大切です。どのように(how)実現するのかではなく、何を(what)を行うのかに、より重きを置いて社会をデザインしていかなければなりません。技術起点ではなく、顧客起点でストーリー重視の技術開発をしていくことが求められています。イノベーションにつなげるためには、社会や顧客が必要とする要求や要件を深い洞察でもって明らかにし、技術開発とともにストーリーの構築を進めていかなければいけません。
事業目的
産業構造、社会構造、事業構造までをも変革する起爆剤がデジタルです。デジタルはすべての産業領域での事業や技術開発の再定義を促進し、新たな価値を創出します。デジタルを切り離して考えることはできず、経営戦略として産業、社会、事業をデザインしていかなければなりません。情報社会デザイン協会は、産業、社会、事業のデジタル化を加速させることを目指し、企業、自治体、団体に知識共有の場と仕組みを提供いたします。デジタルによるビジネスデベロプメントやストーリー創造を強化するために、イノベーション経営の普及と実践、イノベーション人材の育成、価値創造のネットワークを提供します。
代表理事 栄藤 稔 大阪大学 先端的学際研究機構 教授
代表理事 森川 博之 東京大学大学院 工学系研究科 教授
理事 中村 元 株式会社KDDI総合研究所 代表取締役所長
理事 栗山 浩樹 株式会社ドコモ・グローバル 代表取締役・CEO
株式会社NTTドコモ取締役(非常勤)
理事 川村 龍太郎 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
常務取締役 デジタルAI事業本部長
理事 柳川 範之 東京大学大学院 経済学研究科 教授
理事 宍戸 常寿 東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
理事 西成 活裕 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
理事 和田 圭祐 インキュベイトファンド株式会社 代表パートナー
理事 谷 直樹 株式会社NTT Digital 取締役 Managing Director
理事 須永 順子 京セラ株式会社 取締役(社外)
TIS株式会社 取締役(社外)
監事 砂田 薫 国際大学 グローバルコミュニケーションセンター 主幹研究員
顧問 谷脇 康彦 株式会社インターネットイニシアティブ取締役副社長
顧問 中村 寛 ドコモ・テクノロジ株式会社 代表取締役社長
一般社団法人情報社会デザイン協会
〒107-0062
東京都港区南青山2-2-15 Win Aoyamaビル UCF6階